文献

J-GLOBAL ID：201302271221085599   整理番号：13A0658275

中国における日本向け冷凍野菜の輸出価格高騰の一因に関する考察

著者 (4件)： 菊地昌弥 (東京農大) ,  竹埜正敏 (富士通商) ,  佐藤敦信 (東京農大) ,  船津崇 (早稲田大 大学院政治学研究科)
資料名： 農業市場研究  (Agricultural Marketing Journal of Japan)
巻： 21  号： 2  ページ： 20-28  発行年： 2012年09月30日 
JST資料番号： L4254A  ISSN： 1341-934X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国におけるポジティブリスト制度が施行されて以降,輸出食品の安全確保に向けた法整備や従来の施策を厳格化するなどの中国政府の対応から,総輸入量の40%を占める中国産野菜の価格が上昇している。また,最近では,日本向けシェアを抑えて総輸出量を増加させて日本への廉価販売をしないとする姿勢も見られるが,外食依存傾向が強い日本では廉価な冷凍野菜を求める傾向が続いている。ここでは,日本向け中国冷凍野菜の輸出価格の上昇の詳細を明らかにし,残留農薬の問題をも意識しながら,中国の統計による総輸出量が1万トン以上の主要品目を対象として,価格推移と,中国が輸出拡大を図っている韓国と米国向けの冷凍野菜の動向について説明した。

シソーラス用語： 食品規制 ,  *野菜 ,  *増加 ,  *中華人民共和国 ,  輸出 ,  安全性 ,  食品衛生
準シソーラス用語： ポジティブリスト制度 ,  *価格高騰 ,  食品安全 ,  中国 ,  輸出食品 ,  *冷凍野菜

分類 (1件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 中国 ,  日本 ,  冷凍野菜 ,  輸出 ,  価格高騰