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J-GLOBAL ID：201302271508644750   整理番号：13A1787897

コミュニティケア型仮設住宅の提案と実践

PROPOSAL AND PRACTICE OF ‘COMMUNITY-CARE TEMPORARY-HOUSING’

著者 (9件)： 冨安亮輔 (東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程) ,  井本佐保里 (東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程) ,  大月敏雄 (東京大学大学院工学系研究科建築学専攻) ,  西出和彦 (東京大学大学院工学系研究科建築学専攻) ,  趙晟恩 (東京大学大学院工学系研究科建築学専攻) ,  岡本和彦 (東京大学大学院工学系研究科建築学専攻) ,  小泉秀樹 (東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻) ,  後藤純 (東京大学高齢社会総合研究機構) ,  狩野徹 (岩手県立大学社会福祉学部)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 19  号： 42  ページ： 671-676 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,新しい仮設住宅モデルである「コミュニティケア型仮設住宅」の提案と実現した計画について,特に建築計画の視点から報告する。ここでは,標準の仮設住宅に対する問題意識について述べている。つぎに,「コミュニティケア型仮設住宅」の提案を試み,6つのコンセプト,ケアゾーンの設定と3つの配置計画案である従来付加型 (東西軸シングルアクセス)や日照型 (東西軸コモンアクセス)および見守り型 (南北軸コモンアクセス)を示している。その実践としてK市とI市のコミュニティケア型仮設住宅を紹介している。本提案は被災後の4月にこれまでと同じ効率重視の仮設住宅計画案がテレビで報道されたことに危機感を感じ,発案されたものである。

シソーラス用語： *住宅 ,  *地域医療 ,  建築計画 ,  概念 ,  配置計画 ,  日照時間 ,  ネットワーク ,  町づくり ,  *仮設住宅
準シソーラス用語： *コミュニティケア ,  コンセプト ,  日照 ,  見守りネットワーク

分類 (3件)： 各種建築物一般  (RB05010O) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (12件)：

• 1) 仮設市街地研究会:提言!仮設市街地-大地震に備えて-,学芸出版社,2008
• 2) 坂本菜子,塩崎賢明ら:各地の仮設住宅の生活と問題点,建築雑誌,No.115,pp13-21,2000.2
• 3) 室崎 益輝:改めて仮設住宅のあり方を問う(阪神・淡路大震災における仮設住宅),建築雑誌,No.115,pp22-23,2000.2
• 4) 石東 直子:ゆるやかな協同居住を育んだ地域型仮設住宅とふれあいセンター(阪神・淡路大震災の公営仮設住宅における弱者の生活)(<特集>仮設住宅の生活),建築雑誌,No.115,pp24-25,2000.2
• 5) 長谷川崇,岩佐明彦,新海俊一ら:応急仮設住宅における居住環境改変とその支援−「仮設カフェ」による実践的研究−,日本建築学会計画系論文集, No.622,pp9-16,2007.12

タイトルに関連する用語 (3件)： コミュニティケア ,  仮設住宅 ,  提案