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J-GLOBAL ID:201302271528248762   整理番号:13A1458971

産総研,ゴムをナノメートルレベルの精度で金型成形できる技術開発~カーボンナノチューブを添加することで自在な表面加工が可能に~

資料名:
巻: 61  号: 10  ページ: 64-66  発行年: 2013年10月01日 
JST資料番号: F0172A  ISSN: 0452-2834  CODEN: KZAIA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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(独)産業技術総合研究所ナノチューブ応用研究センターの畠賢治首席研究員,CNT用途開発チームの山田健郎研究チーム長,関口貴子産総研特別研究員は,ネットワーク構造の単層カーボンナノチューブ(CNT)をゴムに分散させることで,従来のゴムでは実現できなかった数百ナノメートルやマイクロメートルの精度でゴム表面を加工する技術を開発した。ゴムに代表されるエラストマーを加工する方法としては,従来から金型成形加工や切削加工などが知られている。特に金型成形加工は生産性に優れ,連続生産もでき,大量生産に適しているが,プレス成形中の気泡混入や,成形後のクリープにより,ナノメートル,マイクロメートル単位での高精緻な加工が事実上不可能であった。今回,ネットワーク構造の長尺単層CNTをゴムに分散させることで,ゴム中で自由自在に変形できる支持材としてCNTが働き,ゴムの柔軟性と高精緻な形状維持性を両立させた。この技術を用いると,自由自在にマイクロサイズのゴム表面加工を,数百ナノメートルやマイクロメートル精度で行うことが可能になる。例えば表面加工することにより濡れ性,密着性,光学特性を制御した高機能ゴムへの応用が期待できる。(著者抄録)
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分類 (2件):
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その他の成形  ,  充填剤,補強材 

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