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J-GLOBAL ID:201302271536123618   整理番号:13A0087722

ウサギの大腿骨滑車溝の下部体重支持域での重合体構造物と関節可動域訓練を用いた骨軟骨再生の効果

The Effect of Osteochondral Regeneration Using Polymer Constructs and Continuous Passive Motion Therapy in the Lower Weight-Bearing Zone of Femoral Trocheal Groove in Rabbits
著者 (6件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 385-397  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: C0711C  ISSN: 0090-6964  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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膝蓋大腿部骨軟骨欠陥を臨床治療により矯正することは今でも挑戦的なことである。構造物や細胞を用いるin vitro物理刺激下の再生医療は日々進展してきたが分解性構造物を用いた関節中のin situ物理刺激の効果はまだ良く調べられていない。そこで大腿骨滑車溝の下部体重支持(LWB)域内の全厚み骨軟骨欠陥の治療において,早期の短期間持続的受動運動(CPM)に加えてポリ乳酸-グリコール酸共重合体(PLGA)構造物を用いたときの物理刺激が関節軟骨の修復に有効であるか否かを調べた。26匹のウサギをランダムにPLGA構造物を付けたまたは付けていない(それぞれPLGA構造物移植(PCI)モデルと空欠陥膝モデルと命名)断続的活発運動(IAM)群またはCPM処置群に分けた。全体観察,微細構造,H&E染色を用いて同定した炎症細胞,Massonトリクローム染色により定量的に調べた全コラーゲンと配列,Alcianブルー染色により同定したグルコサミノグリカン(GAG)およびマイクロCTを用いて観察した新生骨を外科手術4および12週後に評価した。PCI-CPM群の骨軟骨欠陥の修復は他の群に比べてより有望であった。PCI-CPM群の骨軟骨欠陥のより良好な修復では軟骨部表面が平滑で炎症反応がなく,また軟骨組織構成がガラス質で,コラーゲンII型発現陽性でコラーゲンが適切に整列し,GAG組成が高く,骨細胞により成熟骨が再生し,骨軟骨移行部(tidemark)が明確に形成され,PLGAの分解が良好であった。要約すると,受動運動とともに単純なPLGA構造物を用いると治癒が促進されることから,この方法はLWD欠陥の骨軟骨再生に有望であろう。Copyright 2012 Biomedical Engineering Society Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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運動器系の基礎医学  ,  運動器系の疾患  ,  骨格系  ,  発生と分化 

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