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J-GLOBAL ID：201302271555102753   整理番号：13A1424178

紙のリンティング傾向を測定するための新規な方法

A novel method for the determination of linting propensity of paper

著者 (2件)： GERLI Alessandra (Nalco Europe, Oegstgeest, NLD) ,  EIGENBROOD Leendert C. (Nalco Europe, Oegstgeest, NLD)
資料名： TAPPI Journal  (TAPPI Journal)
巻： 11  号： 10  ページ： 9-17  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： W1405A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： IGT印刷適性試験機および印刷ストリップの画像解析の新しい方法を用いた印刷用紙のリンティング傾向の測定法を開発した。平均すると,印刷時のリンティング傾向,紙表面のリント(糸くずの様な微細繊維,毛羽立ち)として除去される表面の全割合は,0.1%~0.01%である。この値は,ほとんどの実験室での印刷試験で報告されたものよりも低く,商業的オフセット印刷用途の代表値である。ロール/ブレードフォーマー機で製造した新聞用紙を,この新規な方法を用いてリンティング傾向を評価し,商業コールドセットオフセット印刷機で印刷試験した。実験室および商業印刷結果は良く一致し,リンティング傾向は,用紙の上側よりも,用紙の下側の方が高い傾向を示し,リンティング性は,乾燥紙力強度添加剤の適用によって両側で低減可能であった。第二のケーススタディを,各種ウェットエンド条件を,ギャップフォーマー構成をもつマシン上で製造した紙の低リンティング傾向と一致することを目標に,4紙リールを生産するハイブリッドフォーマーマシンで使用した。繊維微粉保持を改善することにより,実質的にハイブリッドフォーマー機製造用紙のリンティング傾向を減少させる保存プログラムを見出した。

シソーラス用語： *リント ,  *毛羽 ,  *印刷適性 ,  オフセット印刷 ,  表面性状 ,  *微細繊維 ,  巻取紙 ,  *新聞用紙 ,  画像分析 ,  紙力向上剤 ,  サイズ剤 ,  カレンダ加工 ,  表面分析 ,  走査電子顕微鏡 ,  *紙特性 ,  *剥離
準シソーラス用語： SEM【顕微鏡】 ,  *リンティング ,  画像解析 ,  *紙むけ

分類 (4件)： 紙料とその調製  (YL03010L) ,  紙・板紙の加工・成形  (YL03060O) ,  表面処理  (YH04112X) ,  紙・紙製容器の性質・試験  (YL04020D)

タイトルに関連する用語 (2件)： 紙 ,  傾向