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J-GLOBAL ID：201302271747139286   整理番号：13A0666067

TDD双方向FPUにおける再送パケットサイズの検討

A Study on Retransmission Packet Size for Bi-directional FPU Using TDD

著者 (4件)： 鵜澤史貴 (NHK 放送技研) ,  光山和彦 (NHK 放送技研) ,  池田哲臣 (NHK 放送技研) ,  平栗健史 (日本工大)
資料名： 映像情報メディア学会技術報告
巻： 37  号： 9(BCT2013 38-53)  ページ： 61-64  発行年： 2013年02月13日 
JST資料番号： S0209A  ISSN： 1342-6893  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ファイルベース化された映像素材について,再送制御を用いることにより高効率伝送を実現するマイクロ波FPU(Field Pick-up Unit)の研究を進めている。本報告では時分割複信(TDD:Time Division Duplex)を用いた双方向FPUのType-II HARQのパラメータとして再送時のパケットサイズに注目し,スループットと遅延時間を検証した。16QAM-OFDM変調,AWGN環境下のシミュレーションの結果,再送パケットサイズが小さいほどスループットが向上したが,低CNR時に再送遅延が増加した。長距離伝送を想定したTDD双方向FPUでは,再送遅延の増加により上位層の伝送効率が低下する。これより低CNRでは再送パケットサイズを大きく,高CNRでは小さくすることで高効率となることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *通信装置 ,  双方向通信 ,  再送訂正 ,  パケット交換 ,  長さ ,  スループット ,  遅れ ,  QAM【信号】 ,  *OFDM ,  Gauss雑音 ,  白色雑音 ,  計算機シミュレーション ,  効率
準シソーラス用語： *マイクロ波FPU ,  TDD【通信】 ,  パケットサイズ ,  通信遅延 ,  AWGN ,  伝送効率

分類 (2件)： 電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  信号理論  (ND02020G)

引用文献 (13件)：

• テレビジョン放送番組素材伝送用可搬形マイクロ波帯デジタル無線伝送システム. ARIB STD-B11. 2005
• テレビジョン放送番組素材伝送用可搬型OFDM方式デジタル無線伝送システム. ARIB STD-B33. 2011
• ファイルベースによる番組交換方式. ARIB TR-B31. 2012
• 制作・取材用リアルタイムIP映像伝送における品質確保のためのガイドライン. ARIB TR-B34. 2011
• CHAN, Peter W. C. The evolution path of 4G networks : FDD or TDD?. IEEE Commun. Mag. 2006, 44, issue. 12, 42-50

タイトルに関連する用語 (4件)： TDD ,  双方向 ,  FPU ,  パケットサイズ