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J-GLOBAL ID:201302271768241145   整理番号:13A1193884

建築コスト遊学 20)歩掛り・生産性の研究ノート

著者 (1件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 56-60  発行年: 2013年07月01日 
JST資料番号: L7353A  ISSN: 0919-7257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿は,建築コストに関し,歩掛り・生産性の研究ノートについて報告した。先ず,「歩掛り」と「生産性」は類似概念だが,前者が妥当な標準値,そして後者がその変化・向上に焦点があるという整理と問題設定を報告した。次に,生産性や歩掛りは,建築生産の効率の水準を指すものであること,生産性=産出量(output)/投入量(input)であること,歩掛りの用語としては,工数,人工,あるいは原単位などが現代でも使われていることを報告した。更に,江戸時代中期の「本途(ほんとう)」では,建築工事=材料費+労力費=(材料単価×所要数量)+(賃銀×所要手間工数)であったことを報告した。加えて,「標準歩掛り」とは,「普通程度の技能,経験,または能率を有する技術者」が標準的な施工条件や環境において,対象とする仕事が最も普通で標準的な内容である場合の1日(8作業時間)に成し遂げられる仕事量を指すこと,実績歩掛りは,「実際の現場調査の実績工数から産出される歩掛り」であることを報告した。最後に,建設業の生産性向上の必要との関連で,生産性の具体的な考察・検討レベルについて,産業レベルから細分工程レベルまでの多段階にわたる生産性の考察レベル等を報告した。
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分類 (2件):
分類
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建設管理  ,  生産工学一般 
引用文献 (8件):
  • 1) 江口禎「生産性の向上努力がメリットになる仕組みをどうつくるか」日本建築学会シンポジウム基調講演(配布原稿),1997.12.17
  • 2) 里村春高『生産性の測定』東洋経済新報社,19714
  • 3) 内藤昌(編著)『愚子見記の研究』井上書院,1988.6
  • 4) 西和夫『江戸建築と本途帳』SD選書,彰国社,1974
  • 5) 永井規男ほか『新建築学大系44・建築生産システム』彰国社,1982.10
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