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J-GLOBAL ID:201302271920075779   整理番号:13A1146060

エンロフロキサシンの光分解および逆浸透とナノ濾過膜による水からのその光劣化生成物除去

Photolysis of enrofloxacin and removal of its photodegradation products from water by reverse osmosis and nanofiltration membranes
著者 (4件):
資料名:
巻: 115  ページ: 1-8  発行年: 2013年08月30日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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天然水生環境における光分解は,フルオロキノロン類などの光感受性抗生物質に対しては,重要な排除プロセスであると考えられる。廃水や天然帯水層に存在する抗生物質の光分解劣化は,親化合物よりもさらに毒性を持つ新しい生成物の発生の結果となる。それ故,これら生成物を同定し,例えば飲用水源に入ってくる前にそれらを除去することは重要である。それによって膜プロセスの役割は代替されえない。本研究では,水生媒体におけるエンロフロキサシン(ENRO)の光劣化を,2つの異なるpH値4および8にて実施した。その結果,種々の分子量を持つ4および3種類の光劣化生成物(PDP)が,それぞれpH4および8にて同定された。親化合物としてのエンロフロキサシンとともにすべての化合物が,逆浸透(RO)および密なナノ濾過(NF)膜により殆ど完全に(>99%)除去され,一方,pH8においてHL膜での最も小さなPDF(37%)を除いて緩いNF膜により>92%が除去された。透過物中の化合物の最小量は,選択したRO/NF膜の多くがそれらに対し効果的なバリアつくるという証拠である。サイズ排除が主要な排除メカニズムであり,一方,物理-化学相互作用および静電斥力/引力は,ENROのより小さな光劣化生成物に対する緩いNF膜による全体排除に対して影響を有したと考えられる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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用水の物理的処理 
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