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J-GLOBAL ID:201302271937785850   整理番号:13A1446655

液滴形状張力計により研究した油-水界面でのキチンナノ結晶のβ-ラクトグロブリンとの相互作用

Interactions of chitin nanocrystals with β-lactoglobulin at the oil-water interface, studied by drop shape tensiometry
著者 (2件):
資料名:
巻: 111  ページ: 672-679  発行年: 2013年11月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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粒子安定化エマルジョンは,そのユニークな界面特性のため,ここ数年間増加する注目を集めてきた。しかし,界面での食品グレードの粒子と他の界面活性剤の間の相互作用は,まだ理解される必要がある。本研究では,しばしば水中油型エマルジョンを安定化するために使用される,表面活性乳蛋白質のβ-ラクトグロブリン(β-lg)の存在下で,キチンナノ結晶(ChN)の界面特性を調査した。キチンの酸加水分解によりChNを調製した。低pH(pH3)では,光散乱測定により実証されたように,ChNとβ-lgは相互作用せず,両成分は正の電荷を運ぶ。液滴形状張力計を用いて界面の特性を試験した。水相へのChNまたはβ-lgの添加は界面張力を減少し,そしてβ-lgの吸着を界面弾性の増加により特徴付けた。0.1%のChNを含有する溶液にβ-lgを添加した場合,膜の弾性は最初に増加し,次いでβ-lg濃度の増加とともに減少した。混合膜の弾性は,両分子を同時に水相に添加した場合,0.1%のChN+0.01%のβ-lgの組み合わせで最も高かった。一方,β-lgをChN後に添加した場合,蛋白質は界面の特性に影響を及ぼさず,ChN(0.1%)平衡化膜が安定で,通常膜の弾性を増加する蛋白質-蛋白質の相互作用が発生しないことを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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液-液界面  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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