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J-GLOBAL ID:201302271986888908   整理番号:13A0349705

CaCu1.7As2単結晶における55Kでの相転移の観察

Observation of a phase transition at 55K in single-crystal CaCu1.7As2
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資料名:
巻: 86  号: 21  ページ: 214501.1-214501.8  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: D0746A  ISSN: 1098-0121  CODEN: PRBMDO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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自己フラックス法でCaCu1.7As2単結晶を成長し,結晶構造,磁気特性,熱的性質,及び電子輸送特性を,粉末X線回折,磁化率χ,等温磁化M,比熱Cp,及び電気抵抗率ρを温度Tと磁場Hの関数として測定して調べた。押しつぶされた結晶の室温X線回折ではCuサイトの約15%の空格子点を有する潰れた正方晶ThCr2Si2型構造であることが分かった。χ(T)はTにはほとんど依存しない異方反磁性挙動が明らかとなった。CaCu1.7As2のCu原子は非磁性3d10電子配位のCu+1酸化状態にあることを示している。χはc軸に沿うよりもab面のほうが大きい。Cpとρ(T)からは金属spバンド構造を示している。ρ(T)は結晶に依存し,転移温度Ttが54~56K以下の冷却で急激に減少する。54~56Kで未知の起源の転移を示し,二次転移が示唆される。この転移温度以下で大きな正の磁気抵抗が生じる。転移はTt以下の冷却でのCu空格子点の空間規則化に起因している。
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分類 (1件):
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固相転移 
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