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J-GLOBAL ID:201302272000530969   整理番号:13A0479535

イオン移動度質量分析を用いて測定したFe(II)/H2O2酸化がユビキチン配座異性体の酸化に及ぼす効果

Effects of Fe(II)/H2O2 Oxidation on Ubiquitin Conformers Measured by Ion Mobility-Mass Spectrometry
著者 (4件):
資料名:
巻: 117  号:ページ: 164-173  発行年: 2013年01月10日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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溶液中酸化修飾は蛋白質構造に顕著な効果をもつことができる。ここでは,イオン移動度質量分析(IMS-MS)が気相構造と多くの事例で溶液構造を評価する価値ある技法であることが分かったので,IMS-MSによってpH2.0の水溶液からエレクトロスプレイした酸化型ユビキチンの構造と安定性を測定した。ここに,一重項酸素原子のユビキチンへ組込みが酸性溶液(pH~2)中天然状態の不安定化と気相小型構造の非折畳みを導く証拠を見いだす脈絡で,Fe(II)/H2O2を用いるFenton化学によってin vitro酸化を行なった。溶液中多くの分子は未修飾のままであり,一方,~20%の集団はM+16Da酸化型化学種に属する。低電荷状態(+7と+8)のイオンは未修飾と酸化型化学種間の衝突断面積分布に実質的変化を示す。電荷状態がそれぞれ+7と+8の酸化型ユビキチンイオンの断面積分布をモデル化するため新規の以前報告したGauss型配座異性体を使用した。その結果,観測した気相分布が溶液状態の集団変化における分散に相関することを見いだした。Gauss型モデルに基づいて電荷状態+7の酸化がA状態立体配座を有して,そこでは未修飾イオンに対比して酸化型イオンの一層大きな集団を観察した。電荷状態+8の酸化型ユビキチンイオンは天然状態ユビキチンから生じる配座異性体の分布を有して,未修飾イオンに対比してA状態とU状態配座異性体の一層高い強度を生じた。
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分類 (2件):
分類
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分子構造  ,  質量スペクトル(分子) 

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