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J-GLOBAL ID:201302272003290527   整理番号:13A1898581

バイオアッセイ誘導法を経るflos genkwa(Daphne genkwa Sieb.et Zucc.)由来抗癌成分の単離

Isolation of anticancer constituents from flos genkwa (Daphne genkwa Sieb.et Zucc.) through bioassay-guided procedures
著者 (8件):
資料名:
巻:号: Sept  ページ: 7:159 (WEB ONLY)  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: U7034A  ISSN: 1752-153X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Flos Genkwa(中国語でyuanhua)は,Daphne genkwa Sieb.et Zucc.(ジンチョウゲ科)の乾燥花芽であり,伝統的中国薬草として,主に利尿,鎮咳,去痰,および抗癌効果を狙い使われている。しかし,Flos Genkwaとその生理活性に関する系統的および総合的な研究は,限定されていた。抗腫瘍活性を確認した95%エタノール抽出物を,順に,石油エーテル,ジクロロメタン,n-ブタノール,および水で抽出して各分画を作成した。各分画は,同じ生物活性モデルを使用する検査に供したところ,ジクロロメタン分画に最も高い活性を認めた。ジクロロメタン分画は,更にクロマトグラフィ分離をすることで,化合物1~13が単離できた。13種の化合物群のうち,ジテルペンエステル類(化合物10~13)は抗癌活性を示したが,フラボノイド類,リグナノイド類,およびペプチド類は,中程度の活性を示した。化合物13は新規ダフナンジテルペノイドであり,genkwanin VIIIと命名した。ユアンフアシン(yuanhuacine)の予備的な抗腫瘍メカニズムを,MCF-7癌細胞におけるタンパク質発現および細胞周期分析によって研究した。本研究のデータより,癌治療のためのFlos Genkwaの伝統的使用は支持される傾向と思われる。バイオアッセイ誘導分画と単離技術により,ジクロロメタン分画が,D.genkwaの花芽の活性分画であることが決定され,抗腫瘍活性は化合物10~13に起因することが明らかとなった。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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バイオアッセイ  ,  生体物質一般  ,  植物の生化学  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (5件):
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