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J-GLOBAL ID：201302272026667881   整理番号：13A1644422

可視光誘導自己縮合ビニル重合による超分岐ポリマーおよびそれらの修飾

Hyperbranched Polymers by Visible Light Induced Self-Condensing Vinyl Polymerization and Their Modifications

著者 (4件)： BEKTAS Semiha (Istanbul Technical Univ., Istanbul, TUR) ,  CIFTCI Mustafa (Istanbul Technical Univ., Istanbul, TUR) ,  YAGCI Yusuf (Istanbul Technical Univ., Istanbul, TUR) ,  YAGCI Yusuf (King Abdulaziz Univ., Jeddah, SAU)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 46  号： 17  ページ： 6751-6757  発行年： 2013年09月10日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 良く制御された可溶性臭素官能化超分岐ポリメタクリル酸メチル(PMMA)の簡便な合成法を検討した。PMMA中の二マンガンデカカルボニル(Mn₂(CO)₁₀)の存在下にイニマとして2-ブロモエチルメタクリラート(2-BEMA)を用い,可視光を照射して重合を開始する。反応は高温などの過激な条件を必要とせず,光励起により,Mn₂(CO)₁₀は,2-BEMAからの臭素引き抜きを通して開始ラジカルの生成に至る不可逆分解を受ける。2-BEMAはコモノマーとしても働くため,分岐開始点あるいは臭素含有成分として取り込まれ,2-BEMAとMn₂(CO)₁₀の濃度と照射時間に従い,種々の分岐密度をもつ超分岐ポリマーと架橋重合体が形成された。得られた重合体は構造中に未反応ブロモ基をもち,メタクリル酸ヒドロキシエチルとPMMAの可視光光重合のマクロ開始剤として,あるいはアジド置換して,プロパルギルピレンのCu(I)触媒Click反応による後官能化を可能にした。

シソーラス用語： 重合開始剤 ,  単量体 ,  *超分枝重合体 ,  *ポリメタクリル酸メチル ,  可視光 ,  *光開始剤 ,  マンガン錯体 ,  二核錯体 ,  カルボニル錯体 ,  光ポンピング ,  オレフィン化合物 ,  カルボン酸エステル ,  脂肪族カルボン酸 ,  不飽和カルボン酸 ,  臭化物 ,  化学合成
準シソーラス用語： *イニマ ,  クリック化学 ,  クリック反応 ,  メタクリル酸エステル ,  光励起 ,  自己縮合 ,  二マンガンデカカルボニル

分類 (2件)： 高分子化学一般  (CG01000B) ,  重合触媒,重合開始剤  (CG04070V)

物質索引 (2件)： メタクリル酸2-ヒドロキシエチル ,  メタクリル酸2-ブロモエチル

タイトルに関連する用語 (6件)： 可視光 ,  誘導 ,  自己縮合 ,  ビニル重合 ,  分岐ポリマー ,  修飾