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J-GLOBAL ID:201302272033102679   整理番号:13A1409396

数か国からの人尿中のベンゾトリアゾールとベンゾチアゾール:存在,生体内変換とヒト曝露の展望

Benzotriazoles and benzothiazoles in human urine from several countries: A perspective on occurrence, biotransformation, and human exposure
著者 (5件):
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巻: 59  ページ: 274-281  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ベンゾトリアゾール(BTR)とベンゾチアゾール(BTH)誘導体は,腐食抑制剤として使用される高生産量化合物で,環境に広く分布している。BTR誘導体は,プラスチック,食器用洗浄剤,ドライクリーニン設備と除氷/防氷液で検出される。BTH誘導体は,ゴム材料,除草剤,スライム防止剤,殺藻剤,防かび剤,光増感剤,アゾ染料,薬物,除氷/防氷液と食品香料で検出される。しかし,BTRsとBTHsへのヒト曝露はまだ知られていない。本研究では,6BTRs(1H-ベンゾトリアゾール,1-ヒドロキシ-ベンゾトリアゾール,4-と5-ヒドロキシ-ベンゾトリアゾール[2つの異性体混合物],トリルトリアゾール,キシリルトリアゾール[又は5,6-ジメチル-1H-ベンゾトリアゾール]と5-クロロ-ベンゾトリアゾール),及び6BTHs(ベンゾチアゾール,2-モルホリン-4-イル-ベンゾチアゾール,2-ヒドロキシ-ベンゾチアゾール,2-メチルチオ-ベンゾチアゾール,2-アミノ-ベンゾチアゾールと2-チオシアノメチルチオ-ベンゾチアゾール)を,7か国(米国,ギリシャ,ベトナム,韓国,日本,中国とインド)の一般住民から収集した人尿で定量した。5BTRs(Σ5BTRs;4-と5-ヒドロキシ-ベンゾトリアゾールは含まず)の合計の中央値尿中濃度は,調べた国の間で0.2(韓国)から2.8(インド)ng/mLの範囲で,最高濃度は中国の1試料で検出した24.5ng/mLであった。キシリルチアゾールは,アジア5か国すべてからの尿で,米国とギリシアからの尿より頻繁に検出された。6BTHs(Σ6BTHs)の合計の中央値濃度は,調べた国の間で3.6(米国)から10.9(日本)ng/mLの範囲で,ベトナムの尿試料では最大検出率が100%で,BTHはΣ6BTH濃度の平均43%を占める主な誘導体であった。尿中のいくつかのBTRとBTH誘導体の濃度と検出率を基に,これらの化合物の可能な代謝変換経路を示し,ヒト曝露用量を計算した。BTRsとBTHsの予測一日摂取量は,一日当たり数から数10マイクログラムのオーダであった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  人間に対する影響 
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