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J-GLOBAL ID：201302272186680655   整理番号：13A1201818

高機能フィルムの技術開発 耐熱性と易成形性を両立した離型フィルム

著者 (3件)： 真鍋功 (東レ フィルム研) ,  坂本光隆 (東レ フィルム研) ,  高橋弘造 (東レ フィルム研)
資料名： JETI  (JETI)
巻： 61  号： 8  ページ： 75-77  発行年： 2013年07月16日 
JST資料番号： F0013B  ISSN： 0289-4343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 成形転写基材用フィルムに要求される塗工耐熱性,易成形性,および離型性を同時に実現するため離型性に優れる樹脂を主成分とし弾性率を制御して耐熱性と易成形性を両立したフィルムを開発した。複数のポリマーをナノメートルオーダーで微分散させるナノアロイ技術により耐熱樹脂と成形性に優れる樹脂の特性を生かした所定温度での弾性率制御が可能になることを示した。更に成膜時の高精度積層技術により弾性率の異なる層を積層し所定温度の弾性率を細かく制御できることを示し,塗工・乾燥温度では高弾性を示し成形温度では低弾性となるフィルムを実現した。用途展開としてスマートデバイス,家電製品,自動車内外装の加飾分野への事例を示した。

シソーラス用語： *プラスチックフィルム ,  機能材料 ,  操作 ,  剥離 ,  転写 ,  アレイ ,  ナノ構造 ,  射出成形 ,  弾性係数
準シソーラス用語： ナノアレイ ,  離型 ,  成形転写

分類 (1件)： その他の成形  (YH04090Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： フィルム ,  開発 ,  耐熱性 ,  成形性 ,  離型フィルム