自動車と定置電源用途へのリチウムチタン酸化物アノードを用いた高出力で長寿命なリチウムイオン電池

TAKAMI Norio; INAGAKI Hiroki; TATEBAYASHI Yoshinao; SARUWATARI Hidesato; HONDA Keizoh; EGUSA Shun

文献

J-GLOBAL ID：201302272325494322 整理番号：13A1323366

自動車と定置電源用途へのリチウムチタン酸化物アノードを用いた高出力で長寿命なリチウムイオン電池

High-power and long-life lithium-ion batteries using lithium titanium oxide anode for automotive and stationary power applications

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資料名：
巻： 244 ページ： 469-475 発行年： 2013年12月15日
JST資料番号： B0703B ISSN： 0378-7753 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

リチウムチタン酸化物(LTO,Li_4/3Ti_5/3O₄)アノードと4ボルト級のカソード,即ち,LiMn₂O₄(LMO)とLiNi_xCo_yMn_1-x-yO₂(NCM)カソードを組合わせたリチウムイオン電池を自動車と定置電源用に開発した。高出力用途の3AhクラスのLTO/LMOは10秒パルスで3600Wkg^-1の高い出力密度をもった。10Cレートでの高レートフルサイクル試験で,30000サイクル後で95%の高い容量保持を示した。暦寿命試験で35°C,15年後の容量保持は93%と予測された。このようなLTO/LMOセルの高出力と長寿命特性はハイブリッド電気自動車(HEV)のみならず,アイドリングストップシステム(ISS)用途にも好適である。90Whkg^-1のエネルギー密度をもつ20AhクラスのLTO/NCMセルは2200Wkg^-1の出力密度を示した。100%の充電状態(SOC)でのフロート充電と3Cレートでの完全サイクル寿命での貯蔵寿命は各々45°Cと10.000サイクルで10年と予測された。LTO/NCMセルは,電気自動車(EV)のみならず,プラグインハイブリッド自動車(PHEV)と定置電源用にも,高出力,高エネルギー,低温,長寿命特性の優れたバランスをもつことを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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二次電池

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