文献
J-GLOBAL ID:201302272421894404   整理番号:13A1359881

日本中央部の活火山:浅間火山

Active Volcano in Central Japan: Asama Volcano
著者 (6件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: ROMBUNNO.B2(CD BOOK)  発行年: 2013年06月28日 
JST資料番号: G0918A  ISSN: 0453-4360  CODEN: KAZAAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
浅間火山は東京の約160km北西にあり,日本の代表的な安山岩質活火山の一つである。その位置は東北日本弧と伊豆-マリアナ弧の接合部であり,東北日本火山帯のフロントは浅間火山の近くで明瞭に南方に屈折する。浅間火山は歴史時代に繰り返し噴火し,1783年には有名な大規模なプリニー式噴火が起こった。20世紀初頭以来,頻繁にブルカノ式噴火を起こし,最近では2004年および2009年に小規模な噴火を起こした。1783年の噴火は,降下軽石,火砕流及び溶岩流を放出した。従来は,降下軽石の放出で始まり溶岩流の流出で終わる連続的な1サイクルの噴火であると考えられてきた。しかし,最近の研究では,降下軽石,火砕流および溶岩流はほとんど同時に発生し,溶岩流は火砕成であったことが明らかとなった。また,浅間火山は海溝からほど遠いが,その火山岩の化学成分は火山フロントに沿った火山の特徴(すなわち低アルカリ含有量)を有している。この案内書と巡検では,プリニー式噴火の過程で火砕丘と火砕成溶岩を形成した1783年噴火に焦点を当て,火砕性物質の基本的な堆積過程についての最近の研究をベースにして噴火様式について議論する。1783年大噴火の概要とこの噴火で破壊された考古学的遺跡,岩石記載,火山モニタリングとその結果からのマグマ上昇の経路,火山の危険性と火山災害の緩和についても記述した。最後に巡検の観察地点の説明を記述した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
火山地質学一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る