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J-GLOBAL ID：201302272450211553   整理番号：13A1179071

食と農の再生にむけた相互連動的な放射能対策の必要性-放射性物質分布マップ・試験栽培・全袋検査から『営農指導データベース』の構築へ-

Regeneration of Food and Agriculture from Radioactive Contamination in Fukushima

著者 (1件)： 石井秀樹 (福島大 うつくしまふくしま未来支援セ)
資料名： 農村計画学会誌  (Journal of Rural Planning)
巻： 32  号： 1  ページ： 57-61  発行年： 2013年06月30日 
JST資料番号： Y0829A  ISSN： 0912-9731  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 放射性物質分布マップ・試験栽培・全袋検査から『営農指導データベース』の構築へ向けて,食と農の再生にむけた相互連動的な放射能対策の必要性について論じた。放射能対策は”普通の真理”として科学を追究するだけでなく,福島独自の自然・社会の実態に合わせた「対策」を考案しなければならない。現状の対策は圃場の条件や水文条件によらず,カリウム肥料やゼオライトといった低減資材を自治体が定めた分量に応じて画一的に散布するものだが,今後は低減資材は圃場毎に必要かつ十分な分量を散布し,環境負荷や社会的コストを低減することが課題である。将来的には全袋検査の省力化・合理化も検討する必要がある。

シソーラス用語： 放射性物質 ,  *放射能汚染 ,  福島県 ,  *原子炉事故 ,  カリ肥料 ,  ゼオライト ,  *栽培 ,  *図形 ,  性質 ,  生産 ,  *水稲 ,  セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  データベース ,  震災 ,  *稲作 ,  持続可能性 ,  東日本大震災 ,  農業生産 ,  東電福島第一原子力発電所事故 ,  *分布図 ,  セシウム放射性同位体
準シソーラス用語： 水稲栽培 ,  福島原発事故 ,  *分布マップ ,  放射性セシウム ,  放射性汚染

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (5件)：

• 1) 農研機構(2011)「各種夏作野菜への土壌中の放射性セシウムの移行係数」
• 2) 農研機構(2011)「玄米の放射性セシウム低減のためのカリ施用」
• 3) 福島県,農林水産省(2013)「放射性セシウム濃度の高い米が発生する要因とその対策について~要因解析調査と試験栽培等の結果の取りまとめ~(概要)1.24」
• 4) iiを参照のこと
• 5) 小国地区試験栽培支援グループ(2012)「小国地区における稲の試験栽培について(平成24年12月8日)」

タイトルに関連する用語 (14件)： 食 ,  連動 ,  放射能 ,  対策 ,  放射性物質 ,  分布マップ ,  試験 ,  栽培 ,  袋 ,  検査 ,  営農 ,  指導 ,  データベース ,  構築