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J-GLOBAL ID：201302272464505860   整理番号：13A0951622

2型糖尿病患者におけるApoA-Iのメチオニンスルホキシド含量のMALDI/TOF/TOFによる効果的で迅速な測定

An effective and rapid determination by MALDI/TOF/TOF of methionine sulphoxide content of ApoA-I in type 2 diabetic patients

著者 (8件)： SERAGLIA Roberta (ISTM, CNR, Padova, ITA) ,  SARTORE Giovanni (Universita di Padova, Padova, ITA) ,  MARIN Raffaella (Universita di Padova, Padova, ITA) ,  BURLINA Silvia (Universita di Padova, Padova, ITA) ,  MANZATO Enzo (Universita di Padova, Padova, ITA) ,  RAGAZZI Eugenio (Univ. Padova, Padova, ITA) ,  TRALDI Pietro (ISTM, CNR, Padova, ITA) ,  LAPOLLA Annunziata (Universita di Padova, Padova, ITA)
資料名： Journal of Mass Spectrometry  (Journal of Mass Spectrometry)
巻： 48  号： 1  ページ： 105-110  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： D0604A  ISSN： 1076-5174  CODEN： JMSPFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低密度リポ蛋白質(LDL)の酸化増加はアテローム性動脈硬化症の特徴である。一方,高密度リポ蛋白質(HDL)は酸化LDLからの過酸化脂質(LPO)とコレステロール除去に重要であり,このためアテローム性動脈硬化症に対して防御的な役割を果たす。多くの反応化合物が,アポリポ蛋白質A-I(ApoA-I)のメチオニンスルホキシド(MetO)形成を伴うメチオニン酸化を誘導する。そのため,MetO濃度測定は酸化ストレス状態と,ApoA-IのLPOおよびコレステロール輸送能に関する情報を提供する。本稿ではMALDI質量分析で得た結果を報告する。分析的観点からは,MALDI質量分析の結果はマイクロ流体-LC/ESI-MSと類似していたが,分析時間は大幅に減少した。臨床的視点からは,HDLの酸化的修飾がアテローム発生に重要である可能性が明らかになった。これらの詳細な解析法の解析が必要である。

シソーラス用語： *MALDI-TOF MS ,  ヒト ,  *アポA-I ,  アテローム性動脈硬化症 ,  LDL【リポタンパク質】 ,  HDL【リポタンパク質】 ,  酸化ストレス ,  *2型糖尿病 ,  *飛行時間法
準シソーラス用語： *インシュリン非依存性糖尿病

分類 (3件)： 代謝異常・栄養性疾患の診断  (GD05020U) ,  生物物理的研究法  (EA03020V) ,  循環系の診断  (GJ02000V)

物質索引 (1件)： メチオニンスルホキシド

タイトルに関連する用語 (6件)： 2型糖尿病 ,  患者 ,  apoA-I ,  メチオニンスルホキシド ,  含量 ,  TOF