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J-GLOBAL ID：201302272571438458   整理番号：13A0093340

FGH95ニッケル基超合金のミクロ構造とクリープ挙動に及ぼす長期時効の影響

Influence of Long-term Aging on Microstructure and Creep Behaviors of EGH95 Nickel-based Superalloy

著者 (4件)： TIAN S. G. (Shenyang Univ. Technol., Shenyang, CHN) ,  XIE G. L. (Shenyang Univ. Technol., Shenyang, CHN) ,  XIE J. (Shenyang Univ. Technol., Shenyang, CHN) ,  ZHOU X. M. (Beijing Inst. Aeronautical Materials, Beijing, CHN)
資料名： High Temperature Materials and Processes  (High Temperature Materials and Processes)
巻： 31  号： 6  ページ： 755-758  発行年： 2012年 
JST資料番号： W0384A  ISSN： 0334-6455  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： FGH95合金の粉末を缶の中で1323Kで4時間プレ加熱した後,1393Kで120MPaで4時間HIP処理し,続いて溶体化(1428K×1時間)+溶融塩急冷(793K×1分)+時効(1143K×1時間+923Kx24時間)の熱処理を行って完全熱処理試料を作製した。この合金にさらに723Kx500時間の長期時効を行って長期時効試料を作製した。これらの熱処理した試料に対して923Kで1034MPaの荷重でクリープ試験を行った。完全熱試料では粗大化したγ′相析出物が粒界に沿って析出し,微細なγ′相と炭化物の粒子が合金中に疎らに分布していた。長期時効試料では微細なγ′相が粒の中に規則的に分布していた。これが長期時効試料の方が良い耐クリープ性と長いクリープ寿命を示す重要な理由と考えられる。クリープの機構はマトリックス中の変形した転位の辷りと積層欠陥であった。クリープが進むと辷り中の転位が粒界領域に溜まり,粒界に沿った亀裂の発生と進展を引き起こした。

シソーラス用語： *ニッケル合金 ,  *超合金 ,  *金属組織 ,  *高温クリープ ,  *時効処理 ,  合金粉 ,  予熱 ,  HIP【ホットプレス】 ,  溶体化処理 ,  急冷 ,  γプライム相 ,  クリープ強さ ,  転位【結晶】 ,  積層欠陥 ,  粒界析出 ,  析出物 ,  粒界割れ ,  亀裂発生 ,  亀裂伝搬 ,  滑り ,  クロム含有合金 ,  コバルト含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  チタン含有合金 ,  タングステン含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  ニオブ含有合金
準シソーラス用語： *FGH95

分類 (4件)： 熱処理技術  (WC03020T) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  金属材料  (HC06020Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： ニッケル基超合金 ,  ミクロ構造 ,  クリープ挙動 ,  長期 ,  時効