文献

J-GLOBAL ID：201302272602494610   整理番号：13A1937055

北方貨物下り線 線路切換における最適な架線方式の検討

Hoppo Outbound Freight Line Study of Optimal Catenary Systems for Track Switching

著者 (3件)： 中田智史 (JR西日本) ,  森下誠二 (JR西日本) ,  島津孝則 (JR西日本)
資料名： 電気学会ITS研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： ITS-13  号： 28-51  ページ： 11-15  発行年： 2013年11月15日 
JST資料番号： L0708B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ツインシンプル方式により電化されている東海道貨物下り線(北方貨物下り線)の線路切換に関し,切換当日における電車線移設作業の軽減および設備のスリム化を目的として,当該線路工事に最適な架線方式について検討した。本下り線と線路切換の概要を紹介した後,新設架線の電線種別に関して,ヘビーシンプル架線の導入と導入時のき電分岐装置の設置間隔の検討を行った。また,電柱の強度と強度不足の電柱に対する対策について考察するとともに,既設ツイン架線のシンプル化とBr増設作業簡略化に対しても検討した。その結果,新設線には,ハイパー架線を新設する,既設のツイン架線は新設したハイパー架線からき電分岐装置を接続(増設)し,シンプル化する方針を決定した。本方針により,設備のスリム化,線路切換作業の簡素化,危険な設備の解消など大きな成果が得られた。

シソーラス用語： 鉄道線路 ,  切換 ,  架線 ,  *架線工事 ,  最適化 ,  作業負荷 ,  饋電線 ,  設備工事 ,  電柱 ,  強度
準シソーラス用語： 貨物線 ,  線路切換 ,  分岐

分類 (1件)： 送電  (NB05030G)

引用文献 (1件)：

• 鎌原 今朝雄(2001)『電車線路の電流分布と温度上昇の計算法』(社団法人 日本鉄道電気技術協会) 79P

タイトルに関連する用語 (3件)： 貨物 ,  線路切換 ,  架線