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J-GLOBAL ID：201302272614163253   整理番号：13A0622865

リチウム二次電池の多成分かんらん石型構造(LiFe_xMn_yCo_1-x-yPO₄;0<x,y<1)相挙動への影響因子 単相反応 対 2相反応

Factors that Affect the Phase Behavior of Multi-Component Olivine (LiFe_xMn_yCo_1-x-yPO₄; 0 < x, y< 1) in Lithium Rechargeable Batteries: One-Phase Reaction vs. Two-Phase Reaction

著者 (9件)： PARK Kyu-Young (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  HONG Jihyun (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Jongsoon (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  PARK Young-Uk (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Haegyeom (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  SEO Dong-Hwa (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Sung-Wook (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  CHOI Jang-Wook (KAIST, Daejeon, KOR) ,  KANG Kisuk (Seoul National Univ., Seoul, KOR)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 160  号： 3  ページ： A444-A448  発行年： 2013年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リチウム二次電池において,静電相互作用支配の混合エンタルピー文脈での多成分LiFe_1/3Mn_1/3Co_1/3PO₄かんらん石型構造(OS)の最近の研究では,Li⁺-M²⁺(M=Fe,Mn,Co)間有効引力を弱めるMの異なる酸化還元電位とそれらの構造のランダム分布から多成分OSの単相反応ベース電池動作を示唆した。本報では,OSの遷移金属種組成に依存し,単相と2相反応間相挙動は高感度で影響されることを示した。X線回折で,脱リチオ化/リチオ化での多成分OSの構造進展を調べた。OSカソードでは,2相脱リチオ化/リチオ化が一般的であるのを前提に,単相脱リチオ化/リチオ化がかなり広い組成の遷移金属種多成分OSで生じると分った。カチオン間静電相互作用と,レドックス活性元素の体積変化に因り結晶に蓄積した弾性歪が支配する混合エンタルピー面から,OS相挙動(単相 対 2相反応)を決定する駆動力を調べた。OS相挙動の基礎研究はリチウム二次電池向けOS電極の本質的電気化学的特性に対する見解を提供すると考えた。

シソーラス用語： *かんらん石 ,  *化学組成 ,  *リチウム二次電池 ,  *挙動 ,  *電極材料 ,  *カソード ,  *インターカレーション ,  *単相 ,  *システム ,  X線回折 ,  変化 ,  静電相互作用 ,  歪 ,  混合熱 ,  駆動力 ,  特性 ,  *リン酸塩 ,  *リチウム化合物 ,  *鉄化合物 ,  *マンガン化合物 ,  *コバルト化合物
準シソーラス用語： *相挙動 ,  *デインターカレーション ,  *二相系 ,  構造変化 ,  体積変化 ,  弾性歪 ,  混合エンタルピー ,  電気化学的特性

分類 (4件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  塩  (CD01050V) ,  無機物質からなる多成分系の相平衡・状態図  (CB03015S)

タイトルに関連する用語 (5件)： リチウム二次電池 ,  かんらん石 ,  相挙動 ,  影響因子 ,  単相