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J-GLOBAL ID：201302272635490688   整理番号：13A0904566

カルモジュリン由来細胞膜外セグメントとアラメチシンを融合することによるCa²⁺ゲーテッド人工チャンネルの構築

Construction of a Ca²⁺-Gated Artificial Channel by Fusing Alamethicin with a Calmodulin-Derived Extramembrane Segment

著者 (6件)： NOSHIRO Daisuke (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SONOMURA Kazuhiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YU Hao-Hsin (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  IMANISHI Miki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ASAMI Koji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  FUTAKI Shiroh (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Bioconjugate Chemistry  (Bioconjugate Chemistry)
巻： 24  号： 2  ページ： 188-195  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： W0169A  ISSN： 1043-1802  CODEN： BCCHES  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人工チャンネルの構築は注目を集めており,分子およびナノセンシングデバイスの開発に導くであろう。人工チャンネル構築のため膜貫通ポアを含む膜蛋白質を用いる手法が報告された。本報告では,化学的連結を用いて,アラメチシンおよびカルモジュリンのC末端から成るCa²⁺ゲーテッド融合チャンネル蛋白質を構築した。pH5.4およびCa²⁺の非存在において,この融合蛋白質は離散チャンネルコンダクタンスレベルのないバースト様チャンネル電流を生じた。しかし,Ca²⁺は特異的チャンネル解放状態を延長させ平均チャンネル電流を増加させ,Mg²⁺はチャンネル電流の有意変化を生じなかった。8-アミノナフタレン-1-スルホン酸蛍光測定に基づいて,Ca²⁺刺激ゲーティングはこの融合蛋白質の細胞膜外セグメントの表面疎水性と関連している可能性がある。

シソーラス用語： *カルモジュリン ,  *細胞膜 ,  *アラメチシン ,  *カルシウムチャンネル ,  膜貫通タンパク質 ,  膜タンパク質 ,  末端基 ,  融合タンパク質 ,  コンダクタンス ,  電流 ,  マグネシウム ,  蛍光測定 ,  疎水性 ,  表面性状
準シソーラス用語： C末端 ,  Mg ,  表面疎水性 ,  膜貫通ドメイン

分類 (4件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  細胞構成体一般  (EF03010Z) ,  細胞膜の輸送  (EF04020R) ,  塩  (CD01050V)

物質索引 (1件)： 8-アミノナフタレン-1-スルホン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： カルモジュリン ,  細胞膜 ,  セグメント ,  アラメチシン ,  融合 ,  人工 ,  チャンネル ,  構築