文献
J-GLOBAL ID:201302272978490128   整理番号:13A0919495

蛋白質表面相互作用と生体適合性: 40年間の展望ー

Protein Surface Interactions and Biocompatibility: A Forty Year Perspective
著者 (1件):
資料名:
号: 1120  ページ: 277-300  発行年: 2012年 
JST資料番号: H0588B  ISSN: 0097-6156  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
主に血液など体液と接触する可能性のあるバイオマテリアルの生体適合性の課題は表面への血液蛋白質の吸着の抑制である。プラスミノーゲン,tPA,アンチトロンビンなど血液蛋白質の生体内でのバイオマテリアルへの吸着は線溶-凝固系脱制御につながり,さらに血清アルブミン,免疫グロブリンとの表面相互作用も課題となっていた。その吸着実験は125Iや131Iなどの標識法とポリスチレン,ポリエチレン,シリカガラス表面を用いるもので,さらに進んだ吸着アッセイは免疫学的手法により実施され,微量蛋白質の表面吸着機構が明らかになり,表面に到達し易い成分が先行吸着するがその後より親和性の高い蛋白質に置き換わるVroman効果が指摘されている。これら吸着機構の解明により,バイオマテリアルを含む汚損抑制材料の開発が進み,ポリエチレンオキシド,ポリエチレングリコール,ポリウレタンなどの修飾材料による表面蛋白質吸着の低減が可能となっている。トロンビン捕捉表面としてはトロンビン阻害因子模倣Phe-Pro-Arg含有ペプチドで表面修飾する試み,アンチトロンビンにはヘパリン修飾などが適用されている。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  高分子固体のその他の性質 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る