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J-GLOBAL ID:201302273056948415   整理番号:13A1325342

文化財修復に用いられたポリビニルアルコール除去における酵素利用の検討

Effectiveness of PVA-Degrading Enzyme Against Deteriorated Polyvinyl PVA in the Conservation of Japanese Paintings
著者 (8件):
資料名:
号: 56  ページ: 27-36,1(1)-1(2)  発行年: 2012年03月25日 
JST資料番号: L4314A  ISSN: 1342-0240  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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文化財修復に利用されてきたPVAが作品上で劣化し,除去方法の開発が必要とされているため,酵素による除去方法を検討した。使用酵素はPVAの第二級アルコールを酸化しる酵素と,それによって生じたβ-ジケトンを加水分解する酵素の二種を含めた。酵素添加したPVA溶液の粘度の経時変化を測定したところ,反応開始後5分程度で粘度が1割程度低下することが確認されたため,この反応は短時間で効果が得られることが示唆された。GPC測定の結果から,重合度,けん化度,劣化状態が異なるPVAでも,この酵素により2万前後の分子量まで低下することが確認された。クラークこわさ試験では,酵素液に浸漬させた場合,水に浸漬した場合よりも紙の柔軟性が回復した。
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分類 (1件):
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