抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿は,流れ制御有無の両方での,フィン付飛翔体の自由飛行の空気力学をモデル化するために実施された計算研究を記述する。流れ制御は,フィン付飛翔体の後部フィンの間に,小型のマイクロフラップを設置することで実現される。これらのマイクロフラップは,飛翔体のフィン装着部における流れ場を変え,その結果は非対称圧力分布となり,これにより制御の力とモーメントを生ずる。定常状態の計算流体力学(CFD)と連結した,CFD/剛体動力学(RBD)の両方が使用され,マイクロフラップ有無の双方について,フィン付飛翔体の自由飛行に関係した空気力学を計算する。CFDソルバの並列演算性能に関係した,いくつかの結果が,また説明される。Navier-Stokes計算が実施され,亜音速から超音速までの,定常解が得られる。計算結果はマイクロフラップが,遷音速では有効ではなく,超音速で有効なことを示す。これらの結果に基づいて,追加のCFD/RBD連結計算が,3条件の超音速速度(M=2.0,2.5,および3.0)において実施される。これらの連結された飛行シミュレーションから得られた計算結果は,マイクロフラップの効果を含み,また潜在可能性を示すために使用され,これらのマイクロフラップのフィン付飛翔体を機動するための制御オーソリティを与えることを示す。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.