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J-GLOBAL ID:201302273373913155   整理番号:13A0921572

乱流強化が高圧環境同軸酸素噴流拡散火炎の安定性に及ぼす影響

The Turbulence Enhancement Effects on the Stability of Coaxial Oxygen-jet Diffusion Flame in a High Pressure Environment
著者 (7件):
資料名:
巻: 55  号: 172  ページ: 190-201  発行年: 2013年05月15日 
JST資料番号: Z0837A  ISSN: 1347-1864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では,まず実験装置および実験方法に続いて,乱流計測結果から求めた平均流速分布および乱れ強さの分布から乱流強化を行った場合におけるバーナリップ近傍の流れ場の特徴を示した。次に,同軸酸素噴流拡散火炎の安定限界に見られる特徴を述べ,さらに,火炎位置およびバーナリップ近傍の流れ構造の観測結果を元に同軸酸素噴流拡散火炎の安定メカニズムを考察した。本研究で得られた知見は以下のとおりである。周囲流に多孔板を挿入し乱流強化を行った場合,火炎安定限界の噴流速は,大気圧下におけるリップ厚みが小さく周囲流速が大きい場合を除き,乱流強化を行わない場合とほとんど同じであった。また,本実験範囲において,火炎位置,火炎基部位置および再循環渦の特性スケールの大きさもまた,乱流強化を行わない場合とほぼ同じ結果を得た。噴流にスパイラルを挿入し噴流の乱流強化を行った場合,リップ近傍での乱れ強さは乱流強化を行わない場合および周囲流の乱流を強化した場合に比べて増大した。噴流にスパイラルを挿入し噴流の乱流強化を行った場合における流跡線観測より,噴流の乱流強化には高圧環境下において火炎リフトおよび吹き飛びに重要な役割を果たすリップ直上に形成される再循環渦の消滅,もしくは,特性渦スケールを減少させる効果があり,火炎安定限界噴流速の顕著な低下をもたらすことが分かった。
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分類 (1件):
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燃焼理論 
引用文献 (13件):
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