文献

J-GLOBAL ID：201302273496362056   整理番号：13A0546136

工場等の外壁遮音性能について

Sound Transmission Loss of Exterior Walls and Interior Walls of Factory

著者 (2件)： 上田泰孝 (ハザマ) ,  佐藤富士男 (ハザマ)
資料名： ハザマ研究年報(CD-ROM)  (Technical Research Report of Hazama Corporation (CD-ROM))
巻： 44  ページ： ROMBUNNO.9  発行年： 2012年12月24日 
JST資料番号： S0160B  ISSN： 1880-2370  資料種別： 年次報告 (Y)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 工場から発生する騒音についての検討事例が増えてきている。予測モデルにおいて壁面の遮音性能が大事である。今回S造の代表的な断面についての遮音性能を計測した結果について報告する。主な着目点は,S造の外装材料として一般的な軽量発泡コンクリートおよび押出成型セメント板のそれぞれ単体の遮音性能,外装材と石膏ボードや吸音材との複合遮音性能について実験により比較検討した。外装材単体の遮音性能において,ALCのコインシデンス周波数で以前の測定結果で見られた顕著な落込みは見られなかった。外装材に空気層を設け内装材料を施工することにより,RC造と同程度の遮音性能が得られることが判った。空気層が小さくなるとそれに応じ遮音性能も低下していた。なおシール処理により,これらの外装材料の遮音性能が大きく変化していることから,すき間が生じないように施工していくことが大切であることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *工場 ,  *外壁 ,  *遮音 ,  性能 ,  鋼構造 ,  気泡コンクリート ,  押出成形 ,  セメント製品 ,  建築材料 ,  石膏ボード ,  *遮音材料 ,  吸音材料
準シソーラス用語： セメント板 ,  *遮音性能 ,  発泡コンクリート

分類 (2件)： 建築物の防音,遮音  (RB01034Y) ,  用途・機能・工法面から見た建設材料  (RA06050K)

引用文献 (2件)：

• 1) 井上他「接合部に着目したALC間仕切パネルの音響透過損失の測定および検討」,日本建築学会大会梗概集,pp233-234, 1995.
• 2) 日本建築学会編「音響材料の特性と選定」,丸善,pp54,1ss7.

タイトルに関連する用語 (3件)： 工場 ,  外壁 ,  遮音性能