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J-GLOBAL ID:201302273697919113   整理番号:13A1565555

立田山実験林に自生するクチナシの開花状況

著者 (5件):
資料名:
号: 66  ページ: 67-70  発行年: 2013年03月31日 
JST資料番号: L2396A  ISSN: 1347-0779  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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熊本市中央区黒髪の立田山では,1920(大正9)年にクチナシの八重咲き個体が発見され,「ヤエクチナシ」と称された。その自生地は,1929(昭和4)年に国の天然記念物として指定された。しかし,その後の盗掘や森林植生の変化から,1969(昭和44)年の再発見以降,自生地では絶滅したとみられている。自生地での再々発見を目指して,2006(平成18)年から2010(平成22)年にかけて森林総合研究所九州支所立田山実験林におけるクチナシの開花状況を調査した。その結果,樹高200cm以下の個体は枯死率が高く,開花個体の割合および開花回数が低かった。これらのことは,個体サイズの小さいことに加え,林内の光環境が開花および枯死に大きく影響していることを示唆すると考えられた。今回の調査で八重咲きのクチナシは確認できなかったが,毎年開花する個体の中で,花冠が8裂(花弁数が8枚)する一重咲きの個体が複数個体見られた。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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造林一般  ,  自然保護  ,  植物生態学 
引用文献 (6件):
  • Asai T.(1929)Jap. J. Botany 4:335-344.
  • 原 寛(1952)日本種子植物集覧 第二冊 被子植物-雙子葉植物-後生花被植物(2)(完) アカネ科→キク科.310pp, 岩波書店,東京.
  • 文部省(1929)天然記念物調査報告 第9輯 植物之部.87pp, 東京.
  • 中井猛之進・小泉源一(1927)大日本樹木誌 巻之一.714pp, 成美堂,東京.
  • 農林省林業試験場九州支場(1977)三十年のあゆみ.242pp,熊本市.
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