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J-GLOBAL ID:201302274050818290   整理番号:13A0071349

ナノ粒子に関係する分光学的信号の局所環境による変化

Changes in a nanoparticle’s spectroscopic signal mediated by the local environment
著者 (4件):
資料名:
巻: 23  号: 48  ページ: 485202,1-6  発行年: 2012年12月07日 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Raman分光法(RS)は炭素材料の分子レベルに関する特性を評価するのに有力な技法であることは明確である。これは,RSによって,試料の組成,ボンドの方位や配座などの化学的状態および分子間相互作用に関する情報が得られるからである。分子レベルでの情報が得られる以外に,RSは非破壊的および非侵襲的な技術なので,様々な条件下にある生体試料を,その場で,in vitro測定が可能であるという特長を有する。本稿では,ナノ粒子に関係する分光学的信号の局所環境による変化を研究した結果を報告する。第一原理理論モデルを用いて,異なるサイズの銀ナノ粒子におけるメチル基の吸着効果を,モデル表面へのメチル基の吸着効果と比較する。構造,力学的および電子的特性に関する計算から,局所環境の小さな変化によって,赤外線の波数は僅かに変化するが,赤外信号は大幅に変化することが分かった。更に,計算結果から,吸着サイト配位が低ければ低いほど,信号強度の変化は大きいことが分かった。このことは,電荷分布の小さな変化が分極率の大きな変化をもたらし,結果として分光学的信号強度の大きな変化に繋がることを示唆している。この効果は,とりわけ,表面増強RSの実験において,ナノ粒子に関して観測される信号の増大を説明する。
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分類 (1件):
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物理的手法を用いた吸着の研究 
タイトルに関連する用語 (3件):
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