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J-GLOBAL ID:201302274066214211   整理番号:13A0365983

C型肝炎:新しいインターフェロン遺伝子IFNL4を生じるIFNL3(IL28B)上流の多様体はC型肝炎ウイルスの除去障害に関連する

A variant upstream of IFNL3 (IL28B) creating a new interferon gene IFNL4 is associated with impaired clearance of hepatitis C virus
著者 (27件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 164-171  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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C型肝炎ウイルス(HCV)の持続感染は肝硬変や肝がんの一般的な原因である。我々は,HCV感染を模倣するため,合成二本鎖RNAで活性化したヒト初代培養肝細胞のRNA配列の塩基配列決定を行った。染色体19q13.13のIFNL3(IL28B)の上流に,2塩基の配列多様体ss469415590(TTあるいはΔG)を持つ,一過性に誘導される領域を新しく発見した。これは,HCVの除去と強力な関連を示す遺伝的マーカーであるrs12979860と高い連鎖不平衡にある。ss469415590[ΔG]は,インターフェロンλ4タンパク質(IFNL4)をコードする新規遺伝子IFNL4を生じるフレームシフト多様体である。なお,IFNL4はIFNL3に中程度の類似性を示す。rs12979860と比較すると,ss469415590は,ヨーロッパ人とアジア人においては同等にHCVの除去に関連するが,アフリカ系の人においてはss469415590がHCVの除去により強く関連する。肝がん細胞株においてIFNL4を一過性に過剰発現させると,STAT1およびSTAT2のリン酸化や,インターフェロン誘導遺伝子の発現が誘導された。我々の知見はHCV除去の遺伝学的調節およびその臨床管理の新しい手がかりとなる。Copyright Nature Publishing Group 2013
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