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J-GLOBAL ID:201302274216448798   整理番号:12A1505683

プリスタンで誘導した実験的全身性エリテマトーデスマウスモデルに関する研究

Study on experimental systemic lupus erythematosus mouse model induced by pristane
著者 (9件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 119-122  発行年: 2011年 
JST資料番号: C2523A  ISSN: 1007-8738  CODEN: XFMZFM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:プリスタンの腹腔内注射による全身性エリテマトーデス(SLE)マウスモデルを構築し,本マウスモデルにおけるSLE病因について記述する。方法:0.5mLのプリスタンあるいは生理食塩水の単回腹腔内注射を6~8週齢の老齢メスBALB/cマウスに施した。IFN-α産生細胞(CD11b+Ly6Chigh)とB細胞及び末梢血におけるB細胞活性化表面マーカー(Aβ1d)の発現を2週間毎にフローサイトメトリーで測定した。血清の総IgG及び自己抗体(抗dsDNA,抗sm RNP,抗リボソームPO)はELISA法で異なる時間点で測定した。6か月後に腹膜腔のCD11b+Ly6C高細胞及び脾臓でのAβ1d発現もフローサイトメトリーで測定した。糸球体IgG沈着及び腎臓の組織病理学的変化は,各々直接免疫蛍光及びH&E染色法で測定した。結果:総IgGはプリスタン注射2か月後に増加し始め,自己抗体は3か月後に出現し,両方共に6か月がピークで高レベルを維持した。プリスタン処理マウスの殆どは関節炎,糸球体免疫複合体沈着及び腎臓損傷を起こした。末梢血及び腹膜IFN-α産生細胞の割合は,腹腔内注射2週間後にPBS対照群よりもプリスタン群においてより多かった。プリスタン群におけるB細胞活性化マーカー(Aβ1d)の平均蛍光強度(MFI)は,PBS対照群よりもより大きかった。末梢血と脾臓の両方でB細胞の活性化が見られた。結論:プリスタンの腹腔内注射によりSLEマウスモデルの作製に成功した。この結果はSLEの病因研究に利用される可能性が高い。IFN-α産生細胞の割合の増加はこのモデルにおいて異常なB細胞の活性化及びSLE進展における病因役割を果たしていることが考えられた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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生体防御と免疫系一般 
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