抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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安達太良山は福島県二本松市の西方約15kmに位置し,東北日本弧の火山フロント上にある活火山である。安達太良山の火山活動は大規模な火砕流の流出で始まり,溶岩流出を主とする活動に主要な火山体の形成が行われた。歴史に残る噴火としては,72名の死者が出た1900年(明治33年)7月の噴火がある。安達太良山では今後も噴火災害の起こる可能性があり,気象庁による常時観測が行われている。また隣接する吾妻火山とともに各種の火山災害防災事業や防災マップの作成などが行われている。平成22年からは福島県火山噴火減災対策砂防計画委員会が発足し,砂防計画立案の検討が進められている。