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J-GLOBAL ID：201302274418327399   整理番号：13A0950928

低密度LiDARデータによる人工針葉樹林の林分パラメータの推定

Estimating stand parameters in manmade coniferous forest stands using low-density LiDAR

著者 (2件)： 小谷英司 (森林総合研) ,  粟屋善雄 (岐阜大 流域圏科学研セ)
資料名： 写真測量とリモートセンシング  (Journal of the Japan Society of Photogrammetry and Remote Sensing)
巻： 52  号： 2  ページ： 44-55  発行年： 2013年05月17日 
JST資料番号： G0203A  ISSN： 0285-5844  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 林業活性化および温暖化防止策のために,森林の量的把握は,重要な技術開発課題である。森林分野で使用される航空機LiDARは,主に,ラージフットプリントのセンサー,レーザープロファイラー,高密度スキャナー,低密度スキャナーの4種類に分けられる。本論では,航空レーザー計測の地形観測で用いられる照射密度で,データの入手が最も容易な,低密度LiDAR手法を採用した。本研究の目的は,四国西部において観測した低密度LiDARデータを用いて,1)スギ・ヒノキの人工針葉樹種を対象とした,Naesset(2002)の方法による平均樹高,平均直径,炭素蓄積量等の林分パラメータの広域推定手法の開発,2)空間体積法とNaesset(2002)の方法による林分材積の精度の比較,3)平均樹高等の林分パラメータについて,常緑と落葉の広葉樹林と,スギ・ヒノキ人工針葉樹林の推定式の比較,を行った。

シソーラス用語： 経営管理 ,  森林 ,  防止 ,  データ ,  密度 ,  *針葉樹林 ,  *人工林 ,  *パラメータ ,  *林分 ,  スギ ,  ヒノキ ,  把握 ,  数 ,  高知県 ,  樹高 ,  広葉樹林 ,  解析 ,  方式 ,  材積 ,  空中写真測量 ,  多重回帰分析 ,  対数 ,  *LIDAR
準シソーラス用語： *レーザレーダ ,  空間体積法 ,  航空レーザ計測 ,  人工針葉樹林 ,  対数重回帰分析 ,  炭素蓄積量 ,  地球温暖化防止 ,  低密度 ,  低密度LiDARデータ ,  量的把握 ,  林業経営 ,  林分パラメータ ,  林分材積

分類 (2件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D)

引用文献 (38件)：

• 今井靖晃. 航空レーザデータに基づく植林地の林分材積推定. 日本写真測量学会秋期学術講演論文集, 2008. 2008, 63-66
• 日下部朝子. シベリア亜寒帯林を対象とした航空レーザー測距法による葉面積指数の広域推定. 日本林学会誌. 2006, 88, 1, 21-29
• 坂本慶行. 情報量統計学. 1983
• 都築勇人. 航空機レーザー測距法によるカナダ西部亜寒帯林の広域森林蓄積量推定. 日本林学会誌. 2006, 88, 2, 103-113
• 中島巌. 空中写真利用による森林調査法に関する研究. 林業試験場研究報告. 1973, 251, 1-253

タイトルに関連する用語 (6件)： 低密度 ,  LIDARデータ ,  人工 ,  針葉樹林 ,  林分 ,  パラメータの推定