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J-GLOBAL ID:201302274530650860   整理番号:13A0076209

ヨウ素を触媒として用いた酢酸及び無水酪酸による木材の無溶剤化学改質

Solvent-free chemical modification of wood by acetic and butyric anhydride with iodine as catalyst
著者 (2件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 967-971  発行年: 2012年 
JST資料番号: C0119A  ISSN: 0018-3830  CODEN: HOLZAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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低質木材が劣化しやすい原因となる水酸基の反応性を抑制する方法としてエステル化があるが,これを無溶剤反応によって実施するためにヨウ素を触媒として無水酢酸あるいは無水酪酸によってエステル化する方法について検討した。木材としてパラゴムノキ材を用いた。これをエタノール/アセトン/トルエン混合溶媒で抽出し乾燥した。これを無水酢酸あるいは無水酪酸に浸漬し,ヨウ素を加えて90-120°Cで15-240分加熱することによってエステル化した。改質木材をFTIRによって特性化し,水浸漬による膨潤度測定によって抗膨潤度(ASE)を求めて寸法安定性を評価した。ASEはエステル化による重量増加に対してほぼ直線的に増加した。ヨウ素触媒添加はASEを若干低下させた。酢酸エステル化と酪酸エステル化の差は小さかった。
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分類 (3件):
分類
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製材・加工  ,  木材の性質・構造  ,  反応操作(単位反応) 

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