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J-GLOBAL ID:201302274870406972   整理番号:13A0799740

黒さび病(Ug99)に対するSr44耐性を持つコムギ-Thinopyrum intermedium補完Robertsonian転座の開発とキャラクタリゼーション

Development and characterization of a compensating wheat-Thinopyrum intermedium Robertsonian translocation with Sr44 resistance to stem rust (Ug99)
著者 (9件):
資料名:
巻: 126  号:ページ: 1167-1177  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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黒かび病菌(Puccinia gramonis Pers.f.sp.tritici Eriks.and Henn.)の高毒性を持つUg99品種複合体の発生が世界中のコムギ(Triticum aestivum L.)生産を脅かしている。Ug99種複合体に対して有効な遺伝子の1つがSr44であり,それは(宿主の)Thinopyrum imtermedium Barkworth and D.R.Deweyに由来し,非補償性のT7DS-7J#1L・7J#1S転座の中に存在する(7J#1Sと命名された)7Jの短腕に対して地図化が行っている。コムギ-系統の非補償性転座は遺伝子重複や欠陥を起こすことが知られており,それらは乏しい栽培性能を導くので小麦の品種改良への直接的利用は排除されている。ここでは,Sr44耐性による補償性があるコムギ-Th.intermediumのRobertsonian転座を作り出すことを始めて行った。補償性RobTの1つはコムギ7DL腕をTh.intermedium7J#1S腕へ転座してT7DL・7J#1Sになることで構成されることを特定した。T7DL・7J#1S株はTA5657と名付けた。T7DL・7J#1S株はSr44を持っており,Ug99品種複合体に対して耐性である。このSr44耐性で補償するRobTはコムギの品種改良で有用である可能性がある。更に,7J#1L腕上に位置する無名の黒さび病耐性遺伝子を同定し,それにはUg99だけではなくSr44に対して毒性があるTRTTF品種に対しても耐性があった。しかし,この第二遺伝子の作用は被病したコムギ品種のサプレッサー遺伝子の存在によって変化する可能性がある。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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遺伝子操作  ,  麦  ,  作物の品種改良  ,  菌類による植物病害  ,  作物育種一般 

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