文献

J-GLOBAL ID：201302274871532661   整理番号：13A0761544

近代御所用水の成立 琵琶湖疎水の効用とその限界

Construction of the Canal for Kyoto Imperial Palace in Modern Time: The Effect and Limitation of Biwako Canal

著者 (1件)： 小野芳朗 (京都工繊大)
資料名： 建築史学  (Journal of the Society of Architectural Historians of Japan)
号： 60  ページ： 27-57  発行年： 2013年03月30日 
JST資料番号： Y0661A  ISSN： 0289-2839  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 京都盆地の水脈である清水に続く橋本の賀茂別雷神社文書の精査により,近世までの賀茂川支配の実態がわかった。本論では近代以降の用水支配に焦点をあてた。本論の主題をあげると,ひとつは京都盆地の水脈は誰のものであるのか,その使用の実態を通してみて主体は誰なのかについて論じた。いまひとつは,琵琶湖疏水工事は京都という王都,そして近代産業都市を目指す都市の水利構造をいかに変えたのか,という点を論じた。この主題を掲げるにあたって,既往の琵琶湖疏水と用水に係る文献批判,並びに疏水竣工の公式刊行物に書かれた御所用水の記事に関しての考察を加えた。

シソーラス用語： *用水 ,  灌漑用水 ,  用水路 ,  水源 ,  湖沼 ,  *水路 ,  疎水性 ,  *作用 ,  盆地 ,  神社 ,  古文書 ,  都市 ,  施設 ,  限界 ,  京都盆地 ,  *琵琶湖疏水 ,  工業都市 ,  水利施設
準シソーラス用語： *効用 ,  産業都市 ,  水利構造物 ,  用水源

分類 (1件)： 各種建築物一般  (RB05010O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 近代 ,  用水 ,  琵琶湖 ,  効用 ,  限界