文献
J-GLOBAL ID:201302274882040825   整理番号:13A0591087

ロットとEXAFS技術を組合せた研究によるチタン酸塩ナノチューブのEu(III)の吸着

Adsorption of Eu(III) on titanate nanotubes studied by a combination of batch and EXAFS technique
著者 (5件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 182-194  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2575A  ISSN: 1674-7291  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
放射性核種Eu(III)吸着に及ぼすpH,接触時間,天然有機配位子の影響と,チタン酸塩ナノチューブ(TNTs)のメカニズムについて,ロットと拡張X線吸収微細構造(EXAFS)技術を組合わせて研究した。巨視的測定より,pH<6.0では吸着がイオン強度依存性であったが,pH>6.0では非依存性であることがわかった。フミン酸(HA)/フルボ酸(FA)の存在により,低いpHでTNTsのEu(III)吸着が増加したが,高いpHでEu(III)吸着が減少した。EXAFSでの分析結果より,TNTsのEu(III)吸着がpH<6.0では外圏表面錯体生成に支配され,pH>6.0では内圏表面錯体生成に支配されることがわかった。pH<6.0では,Eu(III)が最初の配位圏において,R_(EU-O)≒2.40Aの9O原子で構成され,pH上昇に伴うN_(EU-O)の低下は,Eu(III)吸着の最初の圏において導入がより非対称性であることを示していた。接触時間が長いか,pH値が高い場合には,Eu(III)がR_(Eu-Eu)≒3.60Aで2Euを,R_(Eu-Ti)≒4.40Aで1Tiを構成し,内圏の表面錯体,表面沈殿,または表面重合の形成を示した。TNTsの表面が吸着したHA/FAは,HA/FA-TNTハイブリッドの吸着したEu(III)の化学種および吸着したEu(III)の局所原子構造を修飾した。HA/FA-TNTハイブリッドの吸着したEu(III)は,リガンド-架橋:三成分表面錯体(Eu-HA/FA-TNTs)と,Eu(III)がTN表面水酸基に直接結合したままの表面錯体との両方を形成した(すなわち,二成分のEu-TNTsまたはEu-架橋:三成分表面錯体(HA/FA-Eu-TNTs))。本研究の所見から,分子レベルのナノ材料とEu(III)の相互作用に関する記述が重要であり,自然環境でのEu(III)の物理化学的挙動に関する理解を向上させるのに役立つと考えられた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸着,イオン交換 

前のページに戻る