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J-GLOBAL ID：201302274905921000   整理番号：13A0535322

異なる温度における内部オリフィス中のキャビテーション領域に関する周波数分析と可視化を用いた評価

Evaluating cavitation regimes in an internal orifice at different temperatures using frequency analysis and visualization

著者 (3件)： DE GIORGI M.g. (Univ. of Salento, Dep. of Engineering for Innovation, Lecce 73100, ITA) ,  FICARELLA A. (Univ. of Salento, Dep. of Engineering for Innovation, Lecce 73100, ITA) ,  TARANTINO M. (Univ. of Salento, Dep. of Engineering for Innovation, Lecce 73100, ITA)
資料名： International Journal of Heat and Fluid Flow  (International Journal of Heat and Fluid Flow)
巻： 39  ページ： 160-172  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： D0599B  ISSN： 0142-727X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キャビテーションに起因する流動様式遷移に与える圧力および温度の影響を調べるために水キャビテーションオリフィスの実験を行った。熱的影響は極低温キャビテーションあるいは高温流体注入の場合に重要になる可能性がある。CCD観測および圧力変動周波数分析に基づいて研究を行った。高速撮影記録のピクセル輝度時系列データを処理することによりキャビテーション発生の解析および2相流周波数成分の識別を行った。キャビテーション構造はオリフィス内側の圧力や流れの温度などの運転条件の違いに応じて異なる挙動および特性を示した。実験結果から,種々の動作条件における流動様式遷移の発生を解析するためのキャビテーション流動領域マップを得た。下流圧力が同じで,オリフィス入口圧力が増加するとキャビテーションが発生した。キャビテーション数の低下はキャビテーション領域の大幅な伸長をもたらした。オリフィス内側の圧力降下が増加すると,キャビテーション領域長さが増大した。キャビテーション数がさらに低下すると,噴流キャビテーションへ移行した。温度はキャビテーション強度および遷移キャビテーション数に影響を及ぼす。画像処理アルゴリズムを用いて蒸気分率を推定した。圧力変動の周波数成分を分析し,画像観察から求めた周波数スペクトルと比較した。異なるキャビテーション流れの挙動を,オリフィスの上流および下流で測定した圧力変動の周波数スペクトルと関連付けできる可能性がある。キャビテーション数の低下とそれに伴うキャビテーション領域幅の増加は,対応する代表的周波数成分の顕著な振幅増大に関連している。噴流キャビテーションへの遷移は周波数スペクトルの第1ピークの著しい増大によって特徴付けられ,高キャビテーション数では弱いピークも見られた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *オリフィス ,  *キャビテーション ,  流れ分布 ,  圧力効果 ,  温度依存性 ,  周波数解析 ,  流れの可視化 ,  電荷結合素子 ,  流れ構造 ,  スペクトル ,  画像処理 ,  *流れ特性
準シソーラス用語： 周波数分析 ,  周波数スペクトル

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

タイトルに関連する用語 (5件)： オリフィス ,  キャビテーション ,  周波数分析 ,  可視化 ,  評価