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J-GLOBAL ID:201302274957951535   整理番号:13A1589881

依存性薬物としてのアセトアルデヒド:ラットのオペラント葛藤パラダイムにおけるAM281投与に対する洞察

Acetaldehyde as a drug of abuse: insight into AM281 administration on operant-conflict paradigm in rats
著者 (4件):
資料名:
巻: 2013  号: June  ページ: WEB ONLY  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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アセトアルデヒド(ACD)が,エタノールの報酬および動機づけ特性のメディエーターとしての役割を果たすことを示す研究結果が増加している。実際,ACDは,異なる状況の下での自己投与によって側坐核のドーパミン放出を刺激する。ドーパミン作動伝達の他に,内在性カンナビノイド系が,第一級アルコールの報酬効果,薬物探索行動,および再発行動を変調するという,エタノールの主要効果において重要な役割を果たすことが報告された。応答随伴性の罰を含むオペラントパラダイム,有害な結末にもかかわらず衝動的に薬物を使用することと同等な行動,において,薬物動機づけ特性は,最も重要である。この研究の狙いは,このように,ACDの動機づけ特性,および報酬特性の特徴を調べることであった。このために,オペラント葛藤パラダイムを使用した。この試験では,ACD溶液(0.9%)を得るためにレバーを押す訓練を受けたラットが,改変ゲラー-セイフター(Geller-Seifter)法に従って,消去,復元および葛藤セッションを実行した。さらにまた,ACD誘導効果変調におけるCB1受容体系の役割が,消去,再発および葛藤実験におけるCB1受容体拮抗剤(AM281(1mg/kg,i.p.))の投与によって研究された。得られた結果は,ACDが,オペラント行動を誘導し,維持できることを示した。このオペランド行動には,コントロールと比較して,消去実験での多数の応答,復元実験でのレバー押しの増加,および,葛藤実験での多数の罰せられる応答が含まれた。AM281投与は,消去実験でのACD探索行動,および,復元実験でのレバー押しの数を減少させ,そしてACDを求めて罰せられる応答の数を激減させることができた。ここで得られたデータは,ACDがエタノールの主要効果の原因であるという考えを確かなものにし,その習慣性の基礎となる神経基質の1つとしてCB1系を特定した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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向精神薬の基礎研究 

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