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J-GLOBAL ID:201302275160994057   整理番号:13A0150443

キラル体CNTの引張-捩り依存性の運動学

Tension-twisting dependent kinematics of chiral CNTs
著者 (3件):
資料名:
巻: 74  ページ: 211-220  発行年: 2013年01月24日 
JST資料番号: H0433A  ISSN: 0266-3538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本報は,捩り下でのキラル体カーボンナノチューブ(CNT)が,1)軸方向引張レベル,そして2)その方向の捩りレベルに高度に依存した強度と破壊靱性を示す,ことを提示した。この結論を達成するために,キラル体(6,3)CNTの多数の計算機による集中分子動力学シミュレーションを,LAMMPSコードそしてC-C結合用のAIREBO電位を用いて行った。先ず,キラル体CNTの座屈および破壊に及ぼす張力レベルおよびに捩り方向の影響を検討した。座屈および破壊段階で適用されたトルクと捩れ角度が,引張荷重レベルとそして捩れ方向に大きく依存している,ことを示していた。左様な注目すべき異方性挙動を説明するために,捩れ-引張速度の関数として2つの運動学変数(C-C結合長と六角形セル角)の進化を検討した。キラル体CNTの異方性破壊が破壊機構タイプに強く依存しており,それは1)軸方向引張レベルと2)捩れ方向のレベルと共に変化する,と結論付けた。最後に,直接および逆捩れのために非常に似ていない引張-捩り相互作用図を用いて情報をまとめた。逆捩れが,張力下でのキラル体CNTの崩壊挙動を非常にネガティブに影響している,と結論づけた。一方,低~中程度の捩れ-引張速度では,張力と直接捩れ間の結合は,崩壊に対するキラル体CNT挙動に対しては非常に有益であった。このシナリオは,中程度~高い捩れ-引張速度では張力と直接捩れ間の結合がキラルCNTの崩壊プロセスに対して酷く有害となるので,劇的に変更された。これらのオリジナルな調査結果は,もし低~中程度の直接捩れが追加されているならば,張力下でのキラル体CNTの破壊靭性が高度に増加できる,ことを示している様に,キラル体CNT製のナノデバイスの設計に関連するかも知れなかった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
構造力学一般  ,  炭素とその化合物  ,  トラス,アーチ  ,  セラミック材料 

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