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J-GLOBAL ID:201302275176390534   整理番号:13A0249368

メチルモロラートが豊富なユーカリ(Eucalyptus grandis×globulus)の樹皮から得られた親油性抽出物

Lipophilic extractives from the bark of Eucalyptus grandis x globulus, a rich source of methyl morolate: Selective extraction with supercritical CO2
著者 (8件):
資料名:
巻: 43  ページ: 340-348  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポルトガルで栽培されたユーカリ(Eucalyptus grandis×globulus)の内樹皮と外樹皮の親油性抽出物の化学組成を,ガスクロマトグラフ質量分析法により調べた。その結果,この2つの樹脂画分は異なる化学組成を示した。内樹皮に最も多く含まれる化合物はβ-シトステロール(82mg/kg)であり,成分の種類別には長鎖脂肪族アルコールが最も多く(208mg/kg)含まれていた。一方,外樹皮画分にはトリテルペノイド類(8.5g/kg)が最も多く含まれ,その中でもメチルモロラート(メチル3-ヒドロキシオレアナ-18-エン-28-オアート)(3g/kg)が最も多く含まれていた。このオレアナン型トリテルペン酸メチルエステルは,ユーカリ樹皮組織の成分として本試験で初めてGC-MSおよびNMRにより同定された。他にも高価値トリテルペン酸のウルソル酸,オレアノール酸およびベツリン酸が,それぞれ1.3,0.9および0.6g/kg検出された。最後にこの豊富な化合物の環境に優しい代替抽出法を確立することを目的として,超臨界CO2法によるメチルモロラートの抽出も実施された。20MPaおよび333Kでは,メチルモロラートの抽出率は6時間後に頭打ちとなった。そして,いずれにしてもアセチル化したトリテルペン酸はトリテルペン酸の極性の低さに直接関与するそれらの遊離酸よりも著しく多く抽出された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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森林植物学  ,  木材化学  ,  植物の生化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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