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J-GLOBAL ID:201302275211797286   整理番号:13A0098288

沖縄県恩納村漁協「地域漁業活性化計画」の成功要因~モズク・海ぶどう養殖,リゾート対応と人材~

著者 (1件):
資料名:
巻: 46  号: 12  ページ: 1-35  発行年: 2012年12月01日 
JST資料番号: L4207A  ISSN: 1343-6074  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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沖縄島北部西海岸に位置する恩納村は山,川,海と地形の変化に富み,東シナ海を望む海岸域はすべて沖縄海岸国定公園に指定されている。2012年10月の人口は1万524人で増加傾向にあり,大型リゾートホテルやペンションなどの宿泊施設が充実し,年間宿泊者数は約210万人と国内有数のリゾート地で,第一次産業と観光関連産業が就業構造の二本柱になっている。沖縄県が本土復帰後の漁業生産は1974年と1978年にピークに達して以後,生産量,金額ともに大きく落ち込んでいるが,恩納村漁協の漁業生産量,金額はいずれも増大傾向,又は横ばいで推移している。恩納村漁協の正組合員数はこの20年に減少しておらず,若年層の加入がほぼ毎年見られ,この組合では後継者問題は存在しない。県や漁業団体からの補助金の有無にかかわらず漁協単独事業として計画が更新されている唯一の漁協といってよい。地域営漁計画,地域漁業活性化計画の中でモズク養殖,海ぶどう養殖,観光漁業という漁業者にとって所得の柱となる部門を位置付け,一方で里海の資源管理型漁業も推進した。県内漁協の大半が衰退して著しく活力を失うなかで,ほとんど恩納村漁協のみが活性化した要因について,恩納村漁協の実践化活動を概説し,漁協組合長へのインタビューを通じて明らかにした。活性化計画の策定作業の中心となった1988年採用の職員とその後のモズク養殖,海ぶどう養殖の経過,転機となった観光漁業の導入,などについて記述した。
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分類 (3件):
分類
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水産経済・経営  ,  海藻類  ,  水産増養殖一般 
引用文献 (2件):
  • 注1恩納村漁協の資源管理については鹿熊信一郎氏の「恩納村地域における資源いゆ管理型漁業」(『魚まち』第一〇号、編集工房いゆまち、一九九六年五二頁)に詳しい。同漁協は資源管理型漁業の先進漁協として知られている。
  • 注2上原政幸「モズク加工業の現状と課題」調査研究事業報告書『構造再編下の水産加工業の現状と課題』(東京水産振興会、二〇=年七月)に詳しい。図9、

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