抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コア/シェルナノ構造はそれらの材料の組み合わせの相乗作用によりかなりの注目を集めている。本研究では,新しいタイプの炭素電極材料を得るためにコアMWNTsと炭素シェルから成るコア/シェル炭素/多層カーボンナノチューブ(MWNTs)(C-MWNTs)を調製した。その場重合によるMWNTs上へのポリアニリン(PANI)の被覆とその後の850°Cでの炭化によって窒素基を含有する炭素シェルを調製した。炭化後にC-MWNTsは5.84%の窒素を含有し,元のMWNTsのような中空構造と結晶性を示した。また,C-MWNTsは元のMWNTsより優れた電気化学的性能を示し,元のMWNTsの152Fg
-1と比較して0.1Ag
-1の走査レートでC-MWNTsの最も高い比静電容量(231Fg
-1)を得た。この優れた性能は,炭素層とMWNTs間のπ-π相互作用による高導電率の維持,C-MWNTsの比表面積の増大およびシェルPANIの炭化後に炭素電極上で生成した窒素基の存在に起因した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.