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J-GLOBAL ID:201302275263286840   整理番号:13A1161459

MAO-B活性検出のためのフッ素-18標識放射性リガンドとしての新規プロパギルアミンの合成および生物学的評価

Synthesis and biological evaluation of novel propargyl amines as potential fluorine-18 labeled radioligands for detection of MAO-B activity
著者 (9件):
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巻: 21  号:ページ: 186-195  発行年: 2013年01月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,モノアミン酸化酵素B(MAO-B)活性の可視化のためのPET(陽電子放射断層撮影)放射性リガンドとなる可能性のある3つの新規フッ素-18標識プロパギルアミン誘導体の合成および評価を行うことである。3つのフッ化プロパギルアミン誘導体((S)-1-フッ化-N,4-ジメチル-N-(プロプ-2-イニル)-ペント-4-エン-2-アミン(化合物5),(S)-N-(1-フッ化-3-(フラン-2-イル)プロパン-2-イル)-N-メチルプロプ-2-イル-1-アミン(化合物10)および(S)-1-フッ化-N,4-ジメチル-N-(プロプ-2-イニル)ペンタン-2-アミン(化合物15))を多重ステップ有機合成で合成した。化合物5,10および15のMAO-Bへの結合特異性を決めるため,阻害に対するIC50値を測定した。MAO-Bに対する高い結合親和性を示した2つの化合物(10および15)のフッ素-18標識アナログ,化合物16および18を前駆体から1ステップフッ素-18求核置換反応により調製した。ヒト死後脳切片における化合物16および18のオートラジオグラフィー実験を行った。化合物18のみ,MAO-Aに対しMAO-Bの高い選択性を示し,それにより,さらなるカニクイザルにおけるPET実験に進めた。サル脳への最初の化合物18の取り込みは,注射後4分で250%SUV(標準化取込値)であった。放射能の高い取り込みが線条体や視床といったMAO-B活性の高い領域に見られたのに対し,大脳皮質や小脳では放射能レベルは低かった。未変化放射性リガンド,化合物18の割合は注射後90分で血漿において30%であった。まとめると,化合物18は,in vitroにおいてMAO-Bの選択的阻害剤であり,in vivoにおいてもサルのPET解析でMAO-B特異的結合パターンを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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標識化合物  ,  放射性医薬品の基礎研究 
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