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J-GLOBAL ID：201302275279450462   整理番号：13A1680844

豊見城トンネルにおける周辺環境に配慮した施工について-豊見城トンネル(下り線)工事-

著者 (5件)： 假屋謙一 (飛島建設) ,  柳森豊 (飛島建設) ,  鶴見哲也 (飛島建設) ,  菅原健 (飛島建設) ,  松藤孝弥 (飛島建設)
資料名： とびしま技報  (Tobishima Technical Report)
号： 62  ページ： 5-15  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： G0522C  ISSN： 1349-4791  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 豊見城トンネル(下り線)工事は,供用中の上り線に続き,今回L=742.5mを施工した。掘削対象となる島尻泥岩は,大気に曝されたり,自由水と接触したりするとスレーキングによる粘土化や吸水膨張による強度低下を生じる地質である。トンネル直上には土被り20mにて医療施設の貯水槽が存在するため,トンネル通過に際する構造物への影響を予測したところ,沈下量,傾斜角ともに管理目標値を上回る結果となった。このため対策工として,「長尺フォアパイリング」,「鏡吹付けコンクリート」,「仮インバートによる早期閉合」を選定し,綿密な挙動監視のもと慎重に施工を進めた。その結果,相対沈下及び傾斜を最小限に抑えることができた。また,坑外設備からの騒音に対し,影響予測に基づく対策工を検討し,周辺家屋に対する環境を維持しながら工事を進めた。本稿では,重要構造物直下のトンネル掘削における,事前予測手法,対策工選定,施工時の計測結果に基づく対策工の効果の検証,および騒音影響予測の具体的な手法や対策工の効果について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： 沖縄県 ,  道路トンネル ,  *トンネル工事 ,  *環境保全 ,  *地盤沈下 ,  インバート ,  閉鎖 ,  建設工法 ,  トンネル掘削 ,  吹付コンクリート ,  切羽 ,  土被り ,  騒音対策 ,  数値解析
準シソーラス用語： FEM解析 ,  仮インバート ,  鏡吹付けコンクリート ,  早期閉合 ,  長尺フォアパイリング ,  低土被り

分類 (1件)： トンネル工事  (RC05031E)

タイトルに関連する用語 (5件)： トンネル ,  周辺環境 ,  配慮 ,  施工 ,  工事