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J-GLOBAL ID:201302275329777735   整理番号:13A0990863

Thellungiella salsugineaのcDNAを用いたFOX探索から同定された蛋白質であるHsfA1dは,熱ストレス応答性の遺伝子発現を調節することにより熱耐性を改善する

HsfA1d, a Protein Identified via FOX Hunting Using Thellungiella salsuginea cDNAs Improves Heat Tolerance by Regulating Heat-Stress-Responsive Gene Expression
著者 (14件):
資料名:
巻:号:ページ: 411-422  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W2375A  ISSN: 1674-2052  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シロイヌナズナの近縁種である高塩濃度や寒冷やオゾンに耐性を示すThellungiella salsugineaは,シロイヌナズナよりも熱耐性が大きいことを見出し,その機構を研究した。T. salsugineaにおける完全長cDNA過剰発現遺伝子(FOX)探索からTsHsfA1dが耐熱性を付与する重要な遺伝子であることを同定した。TsHsfA1dをシロイヌナズナに過剰発現すると,常温でもAtHsfA1レギュロンの多くの遺伝子の発現が上方調節され,耐熱性が向上した。TsHsfA1dがHSP90と相互作用することなど,他の結果も合わせて,TsHsfA1d遺伝子は他の植物の熱耐性を改善するのに有用であることを示唆した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  植物の生化学 

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