抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大気の地球規模の平均温度及びCO
2濃度の類似した上昇は人類の発生したCO
2増加が気象変動に対する本質的な要因となっているというIPCCにとっての重要な証拠と考えられる。更に最近の傾向から太陽磁場により20世紀の後半に幾つかのパラメータがこれまでになかった数値まで上昇していることも判明している。最近の150年間に観察された気象変動の内でCO
2に基づく割合と太陽照射に基づく割合がどの程度になるかという問題が生じる。2007年に実施したIPCCの試算結果によると温暖化の95%は温室効果ガス,5%だけが太陽照射によるとされる。更に過去150年間における直接的太陽照射は僅か0.1%程度しか変動しておらず地球の平均温度に対する影響は全くないことを示した。