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J-GLOBAL ID:201302275550054101   整理番号:13A1592838

PbMoO4単結晶中にドープされたCo2+イオンの周囲の局所環境の電子常磁性共鳴(EPR)の研究:光学的研究との相関

Electron paramagnetic resonance (EPR) investigations of the local environment around Co2+ ions doped in PbMoO4 single crystals - Correlation with optical studies
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巻: 35  号: 12  ページ: 2296-2302  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: W0468A  ISSN: 0925-3467  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Co2+イオン(0.5wt.%)ドープPbMoO4単結晶の10~12Kの温度範囲で行った電子常磁性共鳴(EPR)測定を報告した。観測したスペクトルは主要な二つのEPRスペクトルの群を明瞭に示し,それぞれの群はCoの核スピンI=7/2に関連する8つの超微細構造成分からなっていた。さらに,意図しない不純物のEPRスペクトルが観測され,これをPbMoO4中のNd3+イオンと特定した。このEPRスペクトルのいろいろな特徴と著者らのこれまでのCo2+:PbMoO4の光吸収の研究の解析から,Co2+イオンはCo2+(α)とCo2+(β)で表される結晶学的に異なる2つの錯体にあることを示した。PbMoO4のMoサイトを占めると仮に特定した二つのCo2+錯体のそれぞれの観測された基底Kramers二重項状態に仮想「スピン」S′=1/2を割り当てた。それぞれZeemanおよび超微細構造テンソルの成分gijとAijを含む,PbMoO4中のCo2+(S′=1/2)イオンのスピンハミルトニアンパラメータを初めて実験で決定した。構造的に類似した他の化合物中のCo2+イオンのgijとAijの値とこの結果の比較はさらにこの結論を補強した。この結果と光学的研究からすでに得られている結果との相関を考察した。別の基底状態の割り当てとPbMoO4中のCo2+イオンの「スピン」S′=1/2の起源に対する取捨選択は次の論文で考察する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の無機化合物のEPR  ,  光物性一般  ,  酸化物の結晶成長 

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