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J-GLOBAL ID：201302275552118700   整理番号：13A0980498

質問発話のトピックス分類のための手法の比較

Comparison of Methods for Topic Classification of Spoken Inquiries

著者 (5件)： TORRES Rafael (Nara Inst. of Sci. and Technol.) ,  KAWANAMI Hiromichi (Nara Inst. of Sci. and Technol.) ,  MATSUI Tomoko (The Inst. of Statistical Mathematics) ,  SARUWATARI Hiroshi (Nara Inst. of Sci. and Technol.) ,  SHIKANO Kiyohiro (Nara Inst. of Sci. and Technol.)
資料名： Journal of Information Processing (Web)  (Journal of Information Processing (Web))
巻： 21  号： 2  ページ： 157-167 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0109A  ISSN： 1882-6652  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,実環境で稼働する音声案内システムによって受取った日本語の質問発話のトピックス分類について述べた。質問発話の分類は,しばしば自動音声認識(ASR)の誤り,特徴の粗さおよび自発語発話の短さによって妨げられる。ここでは,教師つき学習法である,動径基底関数(RBF)カーネルを用いたサポートベクトルマシン(SVM),PrefixSpan boosting(pboost)および最大エントロピー(ME)法の性能を比較した。また,スタック一般化法を用いて予測を組み合わせた。更に,語又は文字を分類器に対する特徴として用いて評価を行った。文字の特徴としての使用は,日本語では,音だけでなく意味を表す中国文字が起源の表意文字である漢字があるために可能である。問題を解決するための上記の手法およびその組合せの性能を解析した。実験結果では,子供の質問からのASR結果の分類はF値が86.87%で個々の分類器の性能と比べて平均2.81%の性能改善を示し,SG法と文字特徴を用いた場合の大人の質問に対するF値は93.96%で平均1.89%の改善であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *パターン分類 ,  *問い合わせ言語 ,  *案内システム ,  音声認識 ,  サポートベクトルマシン ,  動径基底関数 ,  データマイニング ,  知識獲得 ,  最大エントロピー法 ,  教師つき学習 ,  漢字 ,  情報 ,  汎化 ,  数値 ,  テキストマイニング ,  特徴量
準シソーラス用語： F値 ,  *音声案内システム ,  自動音声認識

分類 (3件)： 音声処理  (JE05000E) ,  パターン認識  (JE07000S) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (28件)：

• [1] Nishimura, R., Lee, A., Saruwatari, H. and Shikano, K.: Public Speech-Oriented Guidance System with Adult and Child Discrimination Capability, Proc. ICASSP 2004, pp.433-436 (2004).
• [2] Gorin, A.L., Riccardi, G. and Wright, J.H.: How May I Help You?, Speech Communication, Vol.23, No.1-2, pp.113-127 (1997).
• [3] Park, Y., Teiken, W. and Gates, S.: Low-Cost Call Type Classification for Contact Center Calls Using Partial Transcripts, Proc. Interspeech 2009, pp.2739-2742 (2009).
• [4] Evanini, K., Suendermann, D. and Pieraccini, R.: Call Classification for Automated Troubleshooting on Large Corpora, Proc. ASRU 2007, pp.207-212 (2007).
• [5] Suzuki, J., Sasaki, Y. and Maeda, E.: SVM Answer Selection for Open-Domain Question Answering, Proc. COLING 2002, pp.974-980 (2002).

タイトルに関連する用語 (4件)： 質問 ,  発話 ,  分類 ,  手法